SSブログ

咲きました、2つ目。 [花]

DSC04112cs.jpg

    

 

雪割草の2つ目が咲きました!つい先日いただいたものの1つ(今年は色々な方から3鉢いただく)。その可憐な美しさに「鉢植えは置かない主義」などと言っておれず、せっせと水やりに励む。花弁(実際は「がく」だそう)の色・形から枚数まで種類も色々。下向きだった蕾が、ある日しっかりと上を向いて開いてくれているのを見るのは感動的。頑張ってなるべく長く咲いていてほしい。今回咲いたのは「紅母」。

 

DSC04089cs.jpg
                                                         March 20, '13 国営越後丘陵公園

 

母二人を連れての恒例イベント、国営越後丘陵公園の雪割草まつりに今年も出かける。ちょうど展示物の入れ替えの日だったようで、数は少なかったが、屋内に群生地を再現した小山に色とりどりの雪割草が花を開いていて十分楽しめた。屋外の群生地でも開花が始まったそう。ぜひそちらにも出かけてみたい。                                           

 

                                               
DSC04088cs[1].jpg
                          March 20, '13 国営越後丘陵公園


共通テーマ:日記・雑感

咲きました [花]

DSC04034s.jpg
   

    

 

例年のことながら、この時季お花のいただき物が続き、うれしい限り。花々を包むやわらかな朝の陽ざしに春を実感している。ぼんやり眺めているだけでとてもしあわせ。

昨年の春知人からいただいた雪割草も咲いてくれた。あまりにか細い茎と葉っぱに、生きているかどうかもわからないが、とにかく水だけはあげ続けていたもの。昨年は写真を撮るチャンスを逃したので、「大至宝」というネームプレートはついているけれど、一体どんな花だったのか思い出せないまま一年が過ぎてしまった。そうか、紫の多重咲きだったのね。この可憐な花が、厳冬を乗り越えて花を咲かせる生命力にはいつも驚かされる。草木は咲く時をちゃんと知っているということ。

そしてこの時季、花だけでなく人との交流も盛んに。親しい方のみならず、ちょっとしたお知り合いの方も含めて、遠くで心配したり気遣ったりしてくださっていたことに気付くことも多く、つくづくありがたいことだと思っている。そういう思いに包まれて、この春はとても明るい気持ちで過ごせそうだ。



共通テーマ:日記・雑感

桃の節句に [雑記]

DSC03990ss.jpg
                 

    

 

昨日も強風が吹き、時折雪も降ったりしていたが、春がそこまで来ていると思うせいか、あまり苦にもならない。長かったこの冬もやっと終わりだろうか。

今日は桃の節句。街の中心部をメインに「越後長岡ひなものがたり」が開催されているので、先日母を誘い、主だったところを見てまわる。市の中心部とはいえ、日頃通る機会のないところも多く、昔からのお店が頑張っているね、などと話しつつウィンドーに飾られたお雛様を観賞。お天気も良かったので、気分良く街中を一回り。まだまだ見ていないところもあるので、第2ラウンドを計画中。今度は家人を誘って。

 

DSC03949s.jpg

長岡藩主牧野家ひな人形  

藩主のお雛様とは比べようもないが、我が家のお雛様も、「お道具」は母の雛飾りの一部。昭和の初め頃のもということになるだろうか。小学1年生か2年生くらいだったと思うが、遠方にある母の実家を訪ねた時、祖父が「お前のお母さんのお雛様がしまってある箱だから、この中から好きなものを持って行きなさい。」と言われ、持ち帰ってきたもの。家に戻ってから、「これをもらってきたよ。」と家族に見せたら、「なんでお雛様を貰ってこないで、箪笥と長持ちを貰ってくるの?!」と両親にあきれられたのを思いだす。その後、残りのものを貰うなどということも思いもせず、「宅急便で」などという時代でもなかったので、こうして箪笥と長持ちだけが手元に。今では祖父母も伯父も亡くなってしまい、家も改築されてしまって、我が家に来たもの以外はどうなったのだろうと気になっていたのだが、たくさんいる従姉妹の一人が持って行ったらしいとのこと。いつか「箪笥」の持ち主のお内裏様とお雛様に対面したいと思っている。



共通テーマ:日記・雑感

A Leaf on the Wind of All Hallows [英語多読]

DSC03892s.jpg
  

    

 

金曜日の夕方から昨日にかけての予報は暴風雪。風は強かったが、心配したほど雪は積もらず一安心。まだまだ長い冬は続くけれど。

昨年の秋ごろ、ずっと入手したいと思っていた洋雑誌のいくつかが国内でも販売されているのを知り、以来手軽に購入できて助かっている。昨年11月にも2get。ゆっくりと読みたいと思ながらも、なかなかまとまった時間が取れずに少しずつ拾い読みし、何とか読み終わったと思えば既に1月も終わろうとしている。どちらも季刊なので季節感が大事なのだが、そもそも輸入されてきた時点でタイムラグがあり、さらにモタモタと読んでいるので気分的に微妙なずれを感じることもあるが、美しい写真と文章がそれをカバーしてくれている。こちらの状況を見ていたかのように次号の案内も届いて、そのタイミングの良さに笑ってしまうが、3か月・4か月などあっという間、ということでもある。

多読の方はやや失速気味。読みたい本は色々あるが、なかなか大作に取り組む意欲がなかった。以前のペースを取り戻すべく、大好きなOutlanderシリーズの8巻が出ているはず、とチェックしたところ、Gabaldon本人が「今年の秋頃出版予定」とインタビューで答えていて残念。かわりにシリーズのサイドストーリーとなる短編を読むことに。ということで多読報告836冊目。

Diana Gabaldon 著 “A Leaf on the Wind of All Hallows: An Outlander Novella”

Outlanderシリーズ本編で重要なキャラクターの一人であるRoger MacKenzieがなぜ孤児になったか、のお話。本編では「両親を事故で亡くして」というような簡単な説明しかされていなかった。Rogerの父Jerryと母Dolly2人とも実はFrank Randal(本編のヒロインClaireの現代での夫)と接触があったことが明かされている。短編なのであまり深いストーリーにはなっていないが、ラスト数ページの展開はGabaldonの本領が発揮されている感じで良かった。悲しいエンディングだが、Rogerは両親の無償の愛に包まれていた、ということに救いがある。ますます新刊が待ち遠しい。



共通テーマ:日記・雑感

山代温泉へ [旅行]

collage Kai Kaga 2.jpg
     

    

 

節目のお祝い事があり、山代温泉へ。

過去に何度か訪れた温泉でもあり、観光なしで宿へ直行。お目当ては、この時期ならではの蟹懐石。タグ付きの加能蟹を様々な調理方法でいただくコースで、焼きがに・お刺身はもちろん、〆の蟹雑炊まで、全てのお料理に蟹が使われていて、まさに「蟹づくし」。山代温泉らしく、九谷焼の器で供されるお料理は見た目も美しい。「蟹の注連縄蒸し」(海水に浸した縄で蟹を巻いて蒸し上げる)といった珍しいものも。優しい甘みで美味。料理の仕方で同じ素材でも違った味わいになるので、やはり色々食してみるのがいいようだ。どれもおいしかったが、先付けのコウ箱蟹が初体験の味で印象に残る。地元ではお味噌汁などに入れて気軽に(??)コウ箱蟹を食しているとのこと。羨ましい話だ。

 

DSC03815s.jpg
『蟹の注連縄蒸し」

もちろん温泉もたっぷり堪能。やっぱり温泉はいいなぁ。また行きたい。

   



共通テーマ:日記・雑感

a message from a niece [雑記]

DSC03803s.jpg

    

 

謹賀新年

大晦日から昨日にかけて雪。今日も雷と雨。

毎年の事だが、あっという間に12月も終わり、慌ただしいまま年を越す。時節柄か、昨年のX’mas前あたりから、いつも購読させてもらっている海外ブロガ―の皆さんが日々の思いをいつもよりは長文でポスティングしているのを読み、共感したりなるほどと思ったりしている。忙しい生活の中、その時々の気持ちや考えを素直にかつ的確に表現していて、心を動かされる。年齢をみるとまだ30代の人もいたりして、つくづく自分の未熟さを思い知らされることも多い。日常に追われ、何事にもじっくりと向き合うことが少なくなってきた今日この頃。今年は、彼女たちのエネルギーと地に足のついたライフスタイルに触発されつつ、少しでも前へ進めたらいいかな、と思っている。

小学3年生の姪からの年賀状に「今年も元気にすごしてください。」と。ちょっとだけ「上から目線」??のメッセージに元旦早々笑わせてもらった。はいはい、まずは健康第一に過ごしたいと思います。



共通テーマ:日記・雑感

on a sunny Sunday [雑記]

Nov25 i s.jpg
                                                                                   Nov. 25, '12  /  iPhone camera

 雨に白いものが混じることの多い今日この頃だが、日曜日には久しぶりに晴れ間が見えて少し得した気分になる。休日にお天気が良いのは嬉しい。朝から豆を煮たり、掃除・洗濯、雑事をかたづけて、と休みの日としては珍しくテキバキと動きまわる。

おかげで午後には何とか自由な時間が持てたので、久しぶりにウォーキングへ。歩き慣れたいつものコースだが、気温もぐっと下がって、見える景色も夏とはすっかり変わってしまった。ひんやりとした空気を感じながら歩くのも、なかなか爽快。雪が降る前にあと何回位ウォーキングに出かけられるだろうか。
                                                           
                                


共通テーマ:日記・雑感

もみじ園 [ドライブ]

DSC03766b.jpg
                                       Nov.10, '12   越路もみじ園(巴ヶ丘山荘)

一段と冷え込みが厳しくなり、先日はみぞれも降って冬へまっしぐらのよう。

過日所要のついでに郊外のもみじ園へ。ここ何年かは紅葉狩りに行けずにいたのだが、今回は偶然ながら絶好のタイミングだったようで、素晴らしい景色を堪能させてもらった。道路からほんの少し山道を登っただけでまるで別世界に行ったよう。イロハモミジや山モミジなど種類も色々。お天気が良ければもっと鮮やかなのにと欲も出るが、雨が降っていなかっただけでも儲けもの。ゆっくりと時間をかけて園内を散策する。

DSC03772jss.jpg

紅葉観賞の後は近くのお蕎麦屋さんで、と目にもおなかにも嬉しいコースを勝手に決めていたのだが、こちらは改装中で残念。そう上手いことは行かないようだ。

    



共通テーマ:日記・雑感

柘榴 [花]

DSC03730ss.jpg
   

    

 

10月の終わり頃からだったろうか、近所の果物屋さんの店先にざくろが並んだ。その色と形に惹かれて買ってみたいと思いつつも、なんだか1個だけ買うのも気が引けて、いつも横目に見ながら素通り。そのうち、付いていた葉っぱは捨てられ、実だけが整然と箱に並べ替えられて、ますます買いづらい感じに。そんなことをあちこちで話して回っていたら、知人が実家のお庭にあるのを届けてくださる。葉っぱもついていて嬉しい。いただいたのをじっくり眺める。ぱっかりと口を開けているところもなかなか絵になるが、特に種衣の赤色と艶がとても美しく、いくら見ていても飽きない。一粒取って味わってみたい気もするが、その勇気は無し。酸っぱいものは大の苦手だから。

せっかくのいただき物なので、実家の母へ。今頃は母の絵のモデルとして活躍中だろう。



共通テーマ:日記・雑感

Morris & Chaucer [雑記]

DSC03654cs.jpg
       
   

     

新潟県立近代美術館で開催中の「象徴派―夢幻美の使徒たち」展へ。

ゴーギャン、ドニなどの絵画から、ミュシャ、ロートレックのポスター、ガレのガラスと、様々なジャンルに渡る作品200点余りが展示されている。「象徴派」という言葉でまとめられてはいるが、作風やスタイルはそれぞれ。時や場所とともに表現方法も変化し、また「象徴」も個々の創作の次元により異なるとのことで、なかなか定義は難しいようだ。

数ある作品の中で、すっかり見惚れてしまったのはケルムスコット・プレス社の『ジェフリー・チョーサー作品集』。白豚皮の表紙に紙の裁断面は金押し。バーン=ジョーンズの精密な挿絵、ウィリアム・モリスの植物柄の縁取りとカリグラフィー。紙面は白黒だが、そのコントラストがまた素晴らしい。とにかく美しい本で、他のページもめくってみたい衝動に駆られるが、当然しっかりとガラスケースの中に収まっていて触れる事は出来ない。”Arts and crafts” の提唱者であるモリスが目指していた「美しい家」。そこに置くための「美しい本」も自ら作ったというわけである。ここ最近は電子書籍のお世話になっているが、こういうものを見ると紙の本ならではの楽しみがあるということを思い知らされる。挿絵は入っていないが、実家の本棚に眠っている我がチョーサーのカンタベリー物語も引き取ってきて読み直してみたくなった。

モリスの植物柄は今見ても古い感じがなく素晴らしい。モリス社の壁紙や家具に囲まれた部屋で読書、といけたら最高なのだけど…。

 
      
 


共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。