雪割草 2012 [花]
3月も後半というのにまだ雪のちらつく日もあって、なかなか春は来ないよう。
雪割草の展示会に出掛ける。小さな花ながら、標準花・二段咲き・三段咲きから千重咲きまで種類も色も様々。展示されていた鉢植えどれ一つとっても同じものはないかのような多様さだ。可憐な花の繊細な美しさを堪能しつつも、この華奢な花が雪の下から顔を出す生命力に驚かされる。会場には鉢植えだけでなく、雪割草の群生地を再現した展示も用意されていた。プロの方が丹精込めて作られたのだろうが、これだけたくさんの雪割草をいっぺんに咲かせるためには温度管理等さぞ大変なことだろう。おかげで一足早く雪割草を楽しませてもらったが、この冬の大雪で野生のものはまだ深い雪の下。春の空の下での再会が待ち遠しい。
2012-03-20 16:38