年の初めに [雑記]
謹賀新年
あわただしいまま年を越して、心改まる暇もなくまた新しい年がはじまって、と毎年この繰り返し。少しゆっくりとものを考える時間がほしいが、時は待ってくれない。
昨年は色々なことがあり、気づいてみれば年の初めには思いもつかなかったような方向に歩いている自分に少し驚いている。人生にはやはり波がある、と実感。物事がうまくいかない時はなかなか明るい未来を思い描けないものだが、そういう時にも自暴自棄にならず大事に毎日を積み重ねていかなければ、と自分自身に繰り返し言い聞かせている。今年は前を向いて歩くよう心がけよう。
友人溝口政子さんの本が出版されました。縁起菓子(本書では「お守り菓子」と呼ぶ)を求めて自らの足で各地を尋ね歩いた集大成です。祝い方やいわれなどはそれぞれですが、昔物の無かった頃に人々が身近な素材で身近なものを形作ってお祝いしていたこと、幸せを願う気持ちはどこでも一緒だということがよくわかります。こういうものが無くなっていくのはとても残念。長く続いていってほしいと思います。
一つのテーマが見開き2ページで読めるようになっているので、パラパラとめくって目にとまったところから読めるのが良いかなぁ。懐かしいもの、実物を見てみたくなる(食べてみたくなる)もの、など、どれも見ているだけで楽しい気分にさせてくれます。