Iron House / My Way Home [英語多読]
May 13, '12 / iPhone camera
5月も半ばというのに肌寒い日が多く、未だに暖房器具のお世話になったりしている。
先日、隣町へ出かける道中で満開の菜の花畑を発見!! 田んぼ6枚分位だろうか、とにかく黄色一色。新緑の山に映えてとても美しい。珍しく陽も差して、 眺めているだけでとても幸せな気分。菜の花には香りもあるということも発見。思わぬところで春を感じることができた。
義父の13回忌が無事終了。やっと少し落ち着けるだろうか。
今日は久しぶりに多読報告。考えてみたら、ブログをおさぼりしている間に iPad2 が我が家のガジェットに加わって、多読の方も紙ベースからKindle app にシフト。100%その恩恵にあずかっている感じで、もう手放せない。便利な世の中になったものだ。*各作品のリンクは出版本へのリンクで、Kindleへのリンクではありません
英語多読796冊目。電子書籍デビューはこの本で、と決めていたので。彼が、早いころから何故あそこまでストイックな生活に自身の身を置いていたのか。親に捨てられた、と思う子供の心には消えない傷が残るということ。ジョン・レノンとも共通するものがあるよう。
810冊目。Hartの第4作。
孤児院から脱走し裏社会で生きてきたMichaelが、愛する人に出会い組織から足を洗おうとするところから話が始まり、次々に事件が起こる。出だしからストーリー展開が早く、一気に引き込まれる感じで面白いが、終盤の謎解きが尻すぼみで、あまり説得力が無い。Hartの得意とする人物描写も、今回は個性派キャラクターが多すぎたせいか、掘り下げが甘いように思われる。前作 "Last Child" が良かっただけに期待も大きかったのだが、ちょっと残念。
812冊目。幸せだと思っていた結婚25年目の妻Cammyに、夫が突然離婚してほしいという。ショックからなかなか立ち直れないCammyを気遣う友人達が、彼女が昔から憧れていた島への旅行を計画。そこで彼女は新たな人生を始めることに…、とここまでは特別珍しいストーリーではないが、Cammyの再出発には様々なドラマがあって、その先に彼女にとっての本当の「家」があるというお話。夫婦・親子・友人との関係の在り方、「家」に対する思い入れ等、色々考えさせられる。読み終わった後も長く余韻が残る心温まる作品だと思う。Cammyの憧れの島 St.Gabriel島の四季の描写も素晴らしく、ユーモアもある文章だった。
そもそもこの作品に出会えたのもKindleのおかげ。それもUS$2.99という安さで(価格は変動します)。読み終わって気付いたことー自分も結婚25年目。このタイミングでこの作品に出会ったのも何か意味があるのかも。また時々は読み返してみたい作品だ。