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冬を越えて [雑記]

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ずいぶんと長い間blogをお休み、ということになっていた。

大雪で数年ぶりに屋根の雪下ろし(自分が屋根に上がったわけではないけれど)をした。実家の方は雪の重みで梁にひびが入り、急きょ大工さんに修理してもらうことになったのだが、その心配からか父が体調を崩し、その後入院。父を見舞いつつ、自分は試験を受ける予定があったので、久々に文法書を引っ張り出して来ていやいやながらも少しお勉強、etc., etc.。色々あって自分的には大騒ぎだったのだけれど、過ぎてしまえば大したことでもなかったようにも思える。父は無事退院し以前よりも元気になったし、窓から差し込む陽射しはもうすっかり春のもの。この春と一緒に何か良いことが訪れてくれるといいけれど。

色々あったこの冬の間、不安定になりがちな心と生活のアンカーになってくれたのはやはり本だった。お気に入りの紅茶と本があれば結構幸せ、ということかな。

今年に入ってからの一番のお気に入りはDiana Gabaldonの "An Echo In The Bone" 。大好きなOutlanderシリーズの7巻。毎回そうなのだが、今回も机上版辞書サイズでかつ800ページ超の大作なので、冬読み用にキープしていたもの。主人公たちともずいぶん長い付き合いになって、本当に懐かしい友人にあったよう。ページを開けば、自分もいっぺんに独立戦争まっただ中のアメリカへ。読み終わった途端、もう次を読みたくてたまらない。作者Gabaldonは1冊描き上げるのに最低3年は必要と言っていて、もちろんこれだけの大作だからリサーチにも書くのにも時間がかかるのはわかるのだけれど。なるべく早くお願い!! します。

それから写真集 "A Year of  Mornings"。遠く離れたところに住んでいる2人のアメリカ人女性が一つのblog上で毎日写真をupしているのを本にまとめたもの。本人達は1度しか会ったことが無いそう(少なくともこの写真集が出版された時点では)。タイトル通り、それぞれの朝の風景なのだけれど、何気ない日常がこんなにアーティスティックな作品にになってしまうというのががすごい。パラパラとめくって眺めているだけでゆったりした気分になれるし、何度見ても飽きない。本の作りもとても素敵。以来blog "3191 Miles Apart" の方も時々覗かせてもらっている。日本からのアクセスも多いとのこと。

雪に埋もれていたウオーキングコースも、歩けるだけの幅は雪がのけてあるのを発見。再開しようかなぁ。

A Year of Mornings: 3191 Miles Apart

A Year of Mornings: 3191 Miles Apart

  • 作者: Maria Vettese
  • 出版社/メーカー: Princeton Architectural Press
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: ペーパーバック

 

 


コメント(2) 

コメント 2

あさmi

こんばんは~☆
ご実家の修理とお父さまの入院・・・大変でしたね~
お元気になられたようで何よりです^^
いまだに雪が降ったり寒い日もあるけど
暖かい日差しでポカポカしてると
もうすぐ春だなーって、思えますよね♪
 
この写真集、
ネット上でちらほら見かけてましたが
実物も見てみたいなーと思ってました☆
この辺の本屋サンで買えますか?それともネットで購入かな。
本になると、パソコンの画面上で見るのとは違いますよね~
私も紅茶片手にパラパラめくりたいです~^^♪
by あさmi (2011-03-10 00:31) 

masahime

>あさmiさん

ありがとうございます。こういうことがあると地元に戻っていて良かったな、と思います。

今年の雪は晴れ間が無かったのがきつかったですよね。
お日様が覗いているだけですごく気持ちも変わります。

写真集、私はネットで購入しました。
大きい本屋さんなら置いてあるかもしれませんね。
ぜひ手に取って見てみてください。
本(印刷)だと、PC上で見るより少し暗めになりますが、
紙の質感と相まってかえっていい感じに出来上がっていると思います。
レイアウトもオシャレでした。

by masahime (2011-03-11 10:30) 

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